走り方教室に来てくれる子どもは、ほとんどが市外からだ。中には『東京から来ました』など、驚かされることもある。GW中の帰省だったらしい。市外から来る子どもは『速くなりたい!』とモチベーションが高く、話をよく聞いてくれる。教えていてとても楽しい。
僕は富士宮出身なので、富士宮の子どもを速くしたいという気持ちが強い。ところが、富士宮の子どもは来ない。普通の走り方教室にも来ないし、無料の親子かけっこ教室などのイベントを定期的に開催しても来ない。
中学校の先生にお願いしてチラシを配ってみたり、Yahoo!やGoogleで、走り方教室の広告を富士宮に表示されるようにしても、来るのは市外の子どもばかり。
このページをを書き始めたときは、どうすれば富士宮の子どもも来るようになるのか考えようとしていた。いまは富士に住んでいるけど、富士の子どもは『富士宮のやつら足おせぇ』と思っている。事実、遅い。出身者としてそれは少し悔しいし、どうにかしてあげたいと思って頑張ってきたけど、あきらめようと思う。