いろいろな知育本を読むと、読解力をつけるための方法が載っています。
その中でも共通して載っているのが
「新聞の社説を読み、それを要約させると、読解力がつく」というもの。
うーん、本当にできますか?これ。
東京の小学生は普通に新聞を読むんだったら、すごいなあ。
でもこれ、理論と現実が離れすぎているいい(悪い?)例のように感じます。
そんなことできるのは全体の数%ですよね。そもそも社説を要約できる時点で読解力があるわけで。本末転倒だと思うのです。
書いている人は善意で書いていて、でも偏差値50前後の子どもの集団と接したことはないと予想します。
読解力をつけるために学校の先生がやっていて、いい取り組みだと私が感じたのは
「昔話を読んで、要約する」というもの。
これだったら普通の子どもでもできるのではないでしょうか。
学び方教室ではももたろうなどの昔話を要約する練習をしようと考えています。