今日は体の硬さについてです。
『うちの子、体が硬くて。どうすれば柔らかくなりますか?』
と質問されることがあります。
体の硬さは、その子が持っている短所であり、長所でもあります。
速く走るためには、足首と膝が曲がらないようにガチッと固める必要があります。もともと硬いなら、力を入れなくてもそのままで済むので、簡単に走ることができます。
短所としては、サッカーで柔らかいボールタッチは難しいです。
逆に、足首が柔らかい子どもは、走る時に足首を固めるのがすごく難しいです。
僕は車には詳しくありませんが、おそらくサスペンションの硬さと同じなんじゃないかな。サスペンションが硬いと地面からの衝撃を受けるけど速く走れる。サスペンションが柔らかいと地面からの衝撃を吸収してくれるけど速く走れない。
ということで、僕の答えは
「硬いままでいいです。」
という事になります。
もともと硬いのを柔らかくするよりは、それを長所として捉えていくほうがその子のためだと思います。
注)パパさんがいるとサスペンションの話で納得してくれますが、ママさんだけが教室に来たときは不満顔で帰ることが多いです。これどうすればいいんでしょう?