今日は西小学校さまの体育の授業で走り方教室を開催しました。
みんな元気に挨拶してくれてとても嬉しかったです。初めて聞く理論ばかりで戸惑ったと思いますが、よく話を聞いてくれて、実践でもルールを守って走っていました。私の質問に対してもみんなで考えて、思ったことを発言してくれるのがとても助かりました。私のほうから発信するだけの講座になってしまうと意味がないからです。子どもたちの考えていることを私が受け止め、合っていたらそのまま、間違っていたらその理由をホワイトボードで説明していきながら進めていきました。
今日やったことのまとめを書いておきます
①ジャンプ
歩くとき、地面から両足とも離れる時間はありません。両足が地面から離れる時間ができたら「走る」になります。地面に着いている時間が少ないほうが速く走ることができます。ただし弱く着くのではありません。二重跳びができるくらい地面を強く弾いて空中に上がります。慣れてきたらスキップや片足ずつで前に進みます。
②きをつけ
走るときに膝を曲げて腰を落とさないように。下がって上がることを繰り返すよりも、高い位置を保つほうが、重心移動が少なくゴールまで向かうことができます。初心者のうちは「きをつけ」をして走るくらいの感覚で走ってください。膝も背筋も真っすぐです。
*今後しばらく経過すると(膝を伸ばしたままジャンプって意味わかんない)となってきます。子ども側からそういう疑問がでてきたら次の段階に進むことができます。いままで足首関節や膝関節を曲げ伸ばししてジャンプしていた動作を、いわゆるバネでジャンプする動作に置き換えます。後天的にバネのある子を育てるには段階を踏む必要があります。速く走るためには足首関節と膝関節を固める必要がありますが、いままで「足首を柔らかく使え」と言われてきた子に「足首を固めろ」と指示すると、真逆すぎて分からなくなるようです。
③いれかえ
右足が地面に着いたときに、空中に浮かんでいる左足がまだ後ろのほうにあると、左足が前に来るのを右足は待ってからジャンプする。そのロスが一歩ずつ積み重なる。空中で左足を前に持ってきてから、右足を着く。という順番。感覚としては自転車のペダルを漕ぐ感覚に似ています。
大事なことはこの3つです。
腕ふりはおまけです。後ろに引いた分だけ、足を前に出すことができます。たくさん後ろに引けば、一歩は大きくなりストライドが伸びます。しかしたくさん後ろに引く時間が長くなると一歩のピッチが落ちます。
*腕ふりは初心者のうちは後ろに引くだけでかまいません。成長して7秒台から6秒台に進む段階で、地面に圧を加えるように指導します。バレー選手が腕を振り、地面に体重を押し付けてからジャンプする感覚です。あれを細かく一歩一歩、腕ふりに追加します。黒田朝日選手の腕ふりを見ると分かりやすいかもしれません。
校長先生を始め、教頭先生、先生方も参加していただき本当に助かりました。私は走り方を教えることはできますが、統率することができません。私1人だけで開催する多人数での走り方教室では、子ども達が遊び始めてしまいどうにもならなくなって時間が終了することもあります。毎回「頼む、遊び始めないで」と怯えながら開催するのですが、今日はそういう心配の無い状態で集中できたのでとてもいい教室になったと感じています。私の目の届かない生徒の動きもフォローしてくださってありがたかったです。
また機会があればよろしくお願いします。
