東大生ママの意見をそのまままとめたものです。
『まわりの人に相談しない』
みんな子育てが不安だからまわりの人に相談しちゃうの。いろんな人に相談して、みんながいいってなった意見は【偏差値50】なの。偏差値50では富士校に行けない。富士地区に3000人子どもがいて280人が富士校に行くんだから。10人いる中で自分の意見だけ孤立したぐらいが富士高に行けるライン。
『人のアドバイスを真に受けない』
よくあるのが「小さいころから英会話に通わせたほうがいいわよ」とか。さっきの話に近いけど、そのアドバイスをくれた人のお子さんがどんな大学に通ったかを聞いてから、受け入れるかどうか決めよう。プロレスラー夫婦の子育て論とかテレビで見ても真似しなくていいよ。
『小さなステップでいい』
夏休みの自由研究が学校の廊下に飾ってあるよね。そういうときに、自分のクラスの作品を見ても意味はないの。それよりも違う階に行って、1学年上の子どもが作った作品を見せてあげる。そうすることで一年後の自分がたどり着いている目安ができる。いきなり美術館に連れていくのではなく、1年後の作品のイメージ。小さなステップを踏ませてあげる。
『秋田の小学生は学力日本一、だから伸びないの』
秋田県は小学生の全国学力テストで毎年1位を取っている。しかし高校3年生になると、秋田県の共通テスト平均点は全国でビリになる。小学生の頃から点数に追われるような教育をすると高校生になって伸びなくなってしまう。
『徹夜はしない』
頭を良くしていくうえで、睡眠はとても大事な要素となる。
眠りには深い睡眠、浅い睡眠、レム睡眠の3種類がある。深い睡眠には、脳を休める働きがある。休息を入れることで処理能力を回復させる。また、免疫を活性化させる効果や、成長ホルモンを分泌させる効果がある。深い睡眠を取ることで体調を安定させる。浅い睡眠には、記憶と記憶を連結させる効果がある。勉強して覚えたことは、浅い睡眠を取ることによって脳に保管される。レム睡眠には記憶や感情を消去する作用がある。夢を見ながら必要のない記憶を消して、引き出しを整理する。また、嫌な感情を忘れることでストレスを溜まりにくくしている。
『東大の問題見たことある?』
子どもが東大受けたんだけど、読解力ね。数学の試験なんだけど、読解力が無いから、何を問われてるのか全然分からないの。国語の力がないと、計算までたどり着けなくて、白紙の解答になる。理系で一番大事なのは国語の力なの。
『親は勉強を教えない』
低学年のうちは親が付き添って勉強してもいい。でもだんだん子どもだけでやらせて、勉強のサイクルから親の存在を無くすことがゴール。何も考えないでただ離れるんじゃなくて、自分だけで勉強を完結できるように、勉強のやり方を教えていくの。勉強じゃなくて、勉強のやり方。
当時とは時代背景が違います。いまでは少し問題となる発言もあるかもしれませんが、そのまま載せます。ただし人を不快にさせる目的ではありません。この文章で不快になった方がいましたらご連絡いただければ削除いたします。
