子どもの足を速くする教室です。走り方にはひとりひとり個性があります。この教室では、その個性に合わせて教えるポイントを変えていきます。動画のように、個別指導でしかできない内容となっています。
足を速くして自己肯定感UP!
ひつじ走り方教室
運動にあまり自信がない子
自分の走りはなぜうまくいかないのかを知り、どうすれば効率よく走ることができるのかを、理科や算数を使いながら丁寧に説明していきます。高校入試を見据えて、体育の成績をなるべく上げるようなアドバイスもしていきます。
スポーツをしている子
時間
17:00~17:45
料金(個別指導)
参加資格
小学3年生以下の子どもはかならず保護者のかたと一緒にご参加ください。保護者の参加は無料です。
場所
コーチは黄緑色のビブスを着ていきます。こちらからは分からないので声をかけてください。
公園の駐車場は17時で閉まるため、米の宮神社に駐車をお願いします。
持ち物
雨の日
開始時間に公園が雨の場合キャンセル料はかかりません。
保護者のかた
ご家族はなるべく一緒に走ってください。子どもひとりで走るのと、知っている人が走る姿を見ながらできるのでは吸収スピードが全然違います。
スマホやカメラなどの撮影も可能です。
見学や質問も受け付けています、お気軽にお問合せください。
教室の流れ
教室は基本5回コースです。
1回目のテーマは、走りとは何かを学ぶことです。いままで「走ってる」と思っていた動作を崩し、理にかなった走りに直していきます。動きだけではなく、走ることについて理解してもらいます。具体的には、接地時間の長さ、足の入れ替えのタイミング、走る姿勢、もも上げ、腕ふりなどをやっていきます。
2回目はスタートの意識を変えます。富士市特有の【体を斜めに構え、手足を前後に開き、腰を低く落とし、号砲と同時に後ろ足で地面を擦ってスタート】を全部直します。「箱根駅伝のスタートや野球のタッチアップなど、スピードが要求されるスポーツで【富士市スタート】やってる選手いませんよね?」と聞けばみなさん納得しやすいようです。
3回目からいよいよ走り出します。前回のスタートからさらに加速してトップスピードを出す練習です。たいていの子はスタートから全力で走り出し、徐々にスピードが落ちていきます。競馬で言うとゲートを出てすぐにムチを打ち始め、直線で落ちていくようなレースをしています。どこまで加速して、何mでトップスピードを出せばよいのかを学んでいきます。走り出すとどうしても足を前に置き始めてしまうため、上から下に落として跳ね返る感覚とうまく融合させていきます。ペダルを漕ぐ感覚をつかむのもこの回です。
4回目は50m走を走ります。今の子どもたちは習い事に慣れ、1時間サッカーをやり続ける体力がある子が多いです。しかし逆に「50mで全エネルギーを使い果たして」と言われたときに、出し切ることができません。がむしゃらに力を発揮する練習をします。また、地面との摩擦や、トップスピード時の足の高さを診ます。
5回目は、4回目までで理解できなかったことの復習、サッカーのスプリント、野球の走塁、長距離走、運動会の徒競走、リレーの練習など。リクエストに応じて内容を変えます
走り方を教える理由
子どもが小さいころ運動が苦手で悩んでいました。小学校に入学するとかけっこがクラスでビリのほう。サッカーの習い事に体験に行きましたが、もたもたしているうちにチームメイトにボールを横取りされる始末です。
このままでは自信をなくしてしまう、どうにかしてあげたいと思い、走り方を教えてくれる習い事を探すことにしました。まずはスポーツクラブの短期かけっこ教室に行ってみましたが「腕を大きく前後に振ってみよう」「けんけんしてみよう」など、盛り上げながらやってくれました。楽しいけど速くはなりませんでした。
次に陸上の習い事に行ってみましたが、こちらは「100m走って、インターバル1分入れて、もう一回100m走ろう」「今日は外周走るぞ」というような、練習メニューをこなすだけ。陸上の習い事ならと期待していたフォームの指導はありませんでした。全員が共通メニューのため流れ作業みたいに進んでいきます。もともと綺麗に走れる子にはいいのかも知れません。
富士市には運動が苦手な子を速くするための教室は無い事が分かりました。そこで自分で学び始めることにしました。陸上が強い学校の練習を見学させていただいたり、お話を聞いてきました。また、体の仕組みを知るために看護学校へ入学し、運動学を学びなおしました。
勉強しながら、強豪校で教えていただいたポイントを子どもと一緒に練習していくことにしました。ここで子どもと約束をしました。それは「1週間に1時間以上は練習しない」「その代わりクラスの半分以上になるまでは毎週走る」ということです。量ではなく、質だけで速くなろうという話をしました。
足の着き方から腕ふりのタイミングなど、いままでの動きを一切捨てて、新しい走りに作り替えていきます。春から練習を始め、不安をかかえながら夏休みを過ごし、ついに秋の新体力測定の日がやってきました。結果は、クラスで2番目に足が速くなっていました。
その後もクラスで1~2番をキープし、リレー選手に毎年選ばれていました。中学生になると体育で5が取れるようになりました。
正しい動きをすれば足は速くなります。具体的にはスポーツテスト満点の50m走6秒5、1500m走4分59秒は、知識と技術だけでたどり着きます。才能は必要ありません。高校時代に50m走8秒台だった私が40歳で出せましたので、間違いないです。
ちょうどそのころ知り合いの子どもの運動が苦手という相談を受け、同じように練習してみました。その子は支援級を提案されるくらい運動ができなかったのですが、1年かけて練習し、マラソン大会で学年10番に入ることができたと連絡がありました。
知り合いの子どもを何人か見ているうちに、同じ悩みを抱えている方は少なくないと感じ、走り方を教える教室を開催することにしました。看護師の知識を使い、身体の仕組みを理解してもらいながら足を速くしていきます。
走り方を教える教室ではありますが、足を速くすること自体が目標ではありません。足を速くすることで子どもに自信を付けることを目標にします。その子のもっている能力は最大限発揮させてあげたいと考えています。
小学校入学の頃は自信なさげにしていた子どもでしたが、足が速くなるにつれ自信がつき、学校が好きになっていきました。近年は運動会で徒競走がありません。しかし今も昔も、足が速い子がクラスで一目置かれることに変わりはありません。努力すれば一番になれることを知った長男は、現在は医大を目指して勉強しています。
足を速くするために大切なこと
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走り方教室コーチ、施術者氏名:望月祐
国家資格:看護師、柔道整復師、鍼灸師、あんまマッサージ指圧師
公的資格(米):ドライブライン公認コーチ資格 Youth Baseball Development
公的資格(日):日本スポーツ協会ジュニアスポーツ指導員
学校の部活や少年団、地区のイベントなどで走り方教室を開催したいというご依頼も受け付けています。詳細はご連絡ください。
富士第一小学校さま
富士中央小学校さま
富士校野球部さま