子どもの足を速くする教室です
ひつじ走り方教室
6月10日(土)運動に自信がない子を走れるようにする教室
6月10日は運動にあまり自信がない子を募集します
自分の走りはなぜうまくいかないのかを知り、どうすれば効率よく走ることができるのか、理科や算数を使いながら丁寧に説明していきます。
14時から15時まで走り方を教えます。1時間でいったん終了しますので、疲れたり飽きたりしたら帰宅して構いません。
15時からお悩み相談室を開きます。走ることに関しての悩みを伝えていただければ、その場で直していきます。事前にメールをいただいた方が優先ですが、その場で伝えていただいてもかまいません。質問などが無ければその時点で解散となります。
6月17日(土)スポーツをしている子を速くする教室
6月17日はスポーツをしている子を募集します
いまより速く走るためにはどんなことに気を付ければよいか、理由を説明しながら指導していきます。
14時から15時まで走り方を教えます。1時間でいったん終了しますので、疲れたり飽きたりしたら帰宅して構いません。
15時からスポーツごとの動きを指導します。攻守切り替えの反射スピード、スタート、塁間走、スプリントなど。リクエストがあればその場で直していきます。事前にメールをいただいた方が優先です。質問などが無ければその時点で解散となります。
注意
1回で終わってしまうと、いままでと違った動きに変えただけですので、かえって走りにくくなる子もいます。はじめから1回で終わる予定の子は、参加をお控えください。なにもしないほうがかえって自然に走れます。
日時
14:00~16:00
6月17日
14:00~16:00
参加費
定員
参加資格
場所
持ち物
雨天時
駐車について
教えかた
『ボルト選手は、100mを9.58秒で走ります。そして100mを43歩で走ります。足が地面に着いてから離れるまで0.1秒かかります。さて、ボルト選手は、足が地面に着いている時間と、空中に浮かんでいる時間のどちらが長いでしょう』
『長い紐のふりこと、短い紐のふりこがあります。ふりこの重さが同じ場合、往復にかかる時間は長い紐のふりこのほうが長くなります。これをふりこのきまりと言います。これをふまえて腕ふりのことを考えましょう。肘を伸ばしたときと曲げたときでは、どちらが速く振ることができるでしょう』
など、小学校で習う算数や理科を使い、理にかなった走り方を学んでいきます。
タイムテーブル
14:00 走る感覚、エアなわとび、足の着く位置、歩くと走るの違い
休憩
14:20 走る姿勢、足の入れ替え、ももあげのベクトル
休憩
14:40 腕ふり、リズムの取り方
走り方教室終了
15:00 お悩み相談室、スポーツ教室
リクエストがなければ解散
質問などがあれば下のアドレスからどうぞ
保護者のかた
ご家族の参加もOKです。興味があるお父さんお母さんは、ぜひ一緒に走ってください。
お子さまが集中できないこともあると思います。遊んでしまってもかまいません。お子さまを叱らないでください。何人か遊んでいても、その瞬間やる気のある子だけで進めていきます。
スマホやカメラなどの撮影も可能です。家での復習や仲間内で共有してください。こちらからも撮影をお願いすることがあります。来年の広告や動画に使用することもあります。抵抗のある方はマスクの着用をお願いします。
2回目からは個人レッスン
子どもに向けた走り方の教室も開いています。全5回のレッスンで足を速くしていきます。まちゼミでの走り方教室はその第1回に近い内容となっています。運動が苦手な子どもはクラストップ3を目指しましょう。走りに自信がある子どもは50m6秒台を目標にします。
陸上をやっている子どもは、理にかなった怪我をしないフォームに変えていきます。他のスポーツ、野球なら塁間25m走や盗塁、サッカーのスプリント、反射速度なども指導しています。
5時間で子どもの足を速くする!
学校イベントでの走り方教室は、個人レッスンの1回目に近い内容となっています。走り方教室は5回で完成させることを前提として育てています。
1回目:走るフォーム
2回目:スタート
3回目:加速からトップスピード
4回目:50m走
5回目:ゴール!まとめ
走り方を教える理由
私の子どもは幼稚園の頃から運動神経があまりよくありませんでした。お友だちとかけっこをしていてもいつもビリのほうにいます。それでも楽しく育ってくれればいいと思っていました。
あるとき、東大生ママと話す機会がありました。そこで『子どもの頃はかけっことドッジボールがステイタスなんだから、そこが強いと自己肯定感あがりやすいよ』『富士校行くのに内申点40必要なんだから体育が苦手な子は厳しいよ。メイン5教科満点で25、サブの4教科平均3だと、合計37しかない』『結局いい高校行くような子は運動もそれなりにこなすから』と教えてもらいました。
なるほどと思い、さっそく子どもの足を速くしようといろいろ探し始めました。まずはスポーツクラブの夏休み短期かけっこ教室に参加してみました。しかし、ダッシュやスキップを楽しくこなしただけで、期待していたように速くはなりませんでした。さらに陸上の習い事に入れてみました。そこでもトラックを走ったり外周を走ったり、フォームについての指導はありません。
結論から言うと、陸上の練習メニューをこなしても、足は速くなりません。富士市の子どもたちは、走るために走っているだけです。野球で例えると『指導者から何も教わらずに延々と素振りをやらされてる』状況だということが分かりました。バットの握り方や、アッパースイングはボールのどこに当てるのか、下半身はどう動かすのかなど、根拠に基づいて走りのフォームを指導されている教室はありませんでした(今はあるかも知れません)。
いっそのこと自分で勉強しようと決心しました。まずは陸上の強豪大学に行き、練習を見学させていただきましたが、内容が専門的過ぎて理解できませんでした。そこで仕事を辞め、看護学校に入り、体の仕組みを学びなおしました。
学校に通いながら、ふたたび強豪校の練習を見学させていただきました。理解できるようになった理論を聞いているうちに、走りの概念がまったく変わっていきました。いままで富士市で教わっていたものは、かなり古い理論だったことも知ることができました。
私自身も子どものころから運動音痴で、スポーツテストは級外、マラソン大会は150人中ビリから5番目くらいでした。それが、しっかりと走る理論を学んでいくうちに、50mを6秒5で走れるようになっていました。
その理論に基づいたフォームを、子どもと一緒に練習することにしました。そこでひとつ約束事をしました。それは『1週間に1時間以上はやらない』というものです。毎日走らせて速くするのでは、陸上の習い事と同じことになってしまいます。最終目標はF校に入ること。足を速くすることはそのための手段にすぎません。体育の内申点を上げることと、自己肯定感を高めるために、週1で楽に速くなろうと約束しました。
小学校1年の春から練習を始め、秋にはクラスで2番になり、なんとかリレー選手になりました。学年が上がってもクラスで2番以内はキープできています。足が速いことで自分に自信が付き、勉強も楽しくなっていったようです。内申点も40を超え、富士校に合格することができました。
自分の子どもには30回くらい走る練習をしました。試行錯誤しながらやったせいで、間違えたり無駄になった時間も多くありました。その無駄を省いて、内容を凝縮して5時間にまとめたのがこの教室です。
足を速くして自信をつけたい、自己肯定感を高めてあげたい。現実的なタイムを伸ばして内申点を上げたい。そんな子の参加をお待ちしております。